若手商社マンへの節約のススメ

備忘も兼ねて、私の昨年の給料を公開します。

入社3年目(院卒)の手取りで790万円、商社はボーナスの割合が大きいので、内ボーナスが360万円と約半分を占めます。ボーナスの割合が大きいので、業績によって年収が100万円単位で変動します。。。

商社は若手の給料水準が高いですが、飲み会や合コンでの散財が多く、私の感覚では3年目ぐらいまで借金し続け、4年目夏のボーナスで初めて黒字化する人間が多い印象です。

借金に苦しむ同僚を多く見ているので、少しでも若手商社マンの参考になればと思い、私が実践している無駄遣い対策を下記します。

無駄な飲み会、合コンに行かない。

これが最も有効な対策です。商社マンは見栄っ張りなので、合コンともなれば簡単に一回一万円以上の負担になります。終電を逃すと更に追加で数千円掛かります。周囲が皆飲み会、合コンに行っているので不安に駆られるかもしれませんが、商社マンといえど3年目ぐらいを境にだいぶ落ち着いてきます。月に一回無駄な合コンに参加せず一万円が節約できたとして、3年目までに単純計算36万円が貯められる事になります。例えばこの36万円を年率3%で運用すると、年間10,800円を不労所得として稼げる計算です。

ランチに付き合わない

商社マンは上司と群れてランチに行く習性があります。そして本社周辺にあるレストランは価格帯が高く、普通の定食で1,200円とかします。大学時代、1食300円を目指していた私からすると、会社周辺のランチは死ぬほど高く感じます。仮に社内食堂などで700円ぐらいのランチを食べられるのであれば、絶対にそちらを優先すべきです。塵も積もればの精神で、仮に週1回だけ500円安いランチにできたとすると、500円×年間35週間=17,500円の節約になり、3年間貯金し3%で運用すれば年間1,575円の不労所得になります。

格安スマホへの乗り換え

これも絶対にやっておくべきだと思っています。会社から携帯を支給される場合は、特にオススメします。私の場合は、DOCOMOからmineoへの乗り換えで、月額3,000円、3年間で108,000円の節約になります。同様に3%で運用すれば年間3,240円の不労所得です。

アプリで家計簿をつける

私はZaimというアプリで家計簿をつけています。面倒だな、と思うかもしれませんが、支払った後にすぐ記録する癖をつけると、さほど苦にもなりません。また、使いすぎがはっきりと数字でわかるので、今月は支出を減らそう、と自制心が働きます。意外と普段の生活では、細々とお金を使っている事に気づくと思います。ランチの後のコーヒー、飲み会の後にコンビニで買う飲み物などが代表格です。仮に1日100円節約できれば、3年間で109,500円貯金でき、3,285円の不労所得が手に入ります。

極力カード払いにする

カード払いは記録が残るので、私は数百円の支払いもカードでする様にしています。メインカードは楽天カードですが、1%の楽天ポイントが付き、楽天証券ではポイントで投資信託が購入できます。また、2018年9月より楽天ポイントで楽天カード利用代金を払えるようになり、現金化の手間がなくなりました。仮に月3万円を楽天カードで支払うと、300円分のポイントが還元され、3年間で10,800円が貯まります。3%で運用すれば、年間324円の不労所得です。

これらは全て私が心掛けているポイントで、実現しやすい節約だと思います。これらが全て実現できれば、同僚は借金で苦しんでいるのを横目に、入社3年目で節約による貯金が608,500円となり、決して少ない額ではありません。またこれを3%で運用する事で、年間18,174円の不労所得になります。

商社マンは給料水準は高いので、節約さえ心掛ければ資産形成からの不労所得獲得に非常に有利な職業だと思っています。若手商社マンは、周囲の誘惑に負けず、無借金の堅実な生活を送って貰いたいと願っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です