【ベトナム株】配当方針を調べてみました

25万円相当ほどですが、ベトナム株を保有しています。ポートフォリオは時価総額の大きい、ビナミルク(VNM)、ビングループ(VIC)、ぺトロベトナムガス(GAS)の3銘柄に均等に投資しています。

この3銘柄はベトナム株の有名どころですので、銘柄の詳しい説明は割愛しますが、ベトナム株に共通する「配当方針がわかりづらい」という課題があります。

今回はGoogle翻訳を駆使し、この3銘柄の配当に関する情報を集めてみました。

ビナミルク (VNM)

乳製品メーカー最大手で、経済紙Forbesのベトナムブランド価値ランキングでは2018年まで3年連続首位です。ベトナムの働きがいのある企業ランキングや、就職人気ランキングも首位と消費者人気・認知度の高い銘柄です。

配当の情報を求め、ホームページにアクセスします。ベトナム企業は英語ホームページは存在しないか、あっても更新されてないケースがよくあります。ビナミルクは最新情報も英語で掲載されており、素晴らしいです。

2018年Annual Report英語版もホームページ上にありました。ひたすら「dividend (配当)」に関する記載を追いかけると、42ページに配当方針の記載がありました。

https://www.vinamilk.com.vn/en/bao-cao-thuong-nien

Not less than 50% of profit after tax

税後利益の50%以上を配当する方針を企業がコミットしてくれると、投資家にとっては安心感があります。

また、2019年2月に1,000VND/Share (約5円)の配当を実施しており、2回目の配当は4月19日の株主総会にて承認される予定だそう。2018年は年間で5,000VND/Shareが配当されており、同程度の配当を期待したいところです。

ビングループ (VIC)

不動産デベロッパー最大手で、ベトナムの経済成長の勢いに最も乗っている印象があります。不動産での儲けをコンビニ、製薬など様々な分野への投資に回して多角化を図っています。国産スマートフォン(VSMART)や国産車(VINFAST)にも取り組んでおり、「我々の力でベトナムを成長させるんだ!」という気概が感じられ、個人的に応援している銘柄です。また、2018 Forbes Global 2000の1992位になっています。ちなみに同ランキングの1979位にヤマハ株式会社がいます。

ビングループのホームページを見ると、ビナミルク以上に英語ホームページが充実しています。2018年10-12月決算も2019年2月に発表されていて、日本企業と変わらないスピードで決算発表されているのが驚きです。

細かく見ていくと、2019年株主総会は6月30日までに開催予定で、具体的な日程は今後発表とのことでした。

http://vingroup.net/pdfjs/web/viewer.html?file=/Uploads/0_Information%20Release/2019/T3/VGR_DISCLOSURE%20OF%20INFORMATION%20ON%20THE%20EXTENSION_AGM.pdf

ペトロベトナムガス (GAS)

国営石油会社ペトロベトナム傘下で、ガスの生産・販売を独占的に行っているエネルギー会社です。ベトナムでは国営会社が既得権益的に儲かる構図になっている傾向があり、2018年の「高収益ベトナム企業ランキング」でぺトロベトナムガスは5位になっています。ちなみに、1位はぺトロベトナム、6位はビナミルクです。

ぺトロベトナムガスのホームページは英語版プレスリリースの更新が2017年で止まっており、ベトナム語のページからGoogle翻訳で情報を探します。

何とか「Shareholder information」のページに配当金に関する株主総会決議が2月25日に実施されたとの情報を発見しました。

赤枠部分によれば、

  1. 権利確定は3月18日
  2. 配当は2,000VND/Share
  3. 支払は2019年4-6月

とのことです。(Google翻訳)

英語での配当関連情報が得にくいベトナム株主ですが、Google翻訳も活用するとある程度は情報が集められることがわかりました。ベトナム株は忘れたころに配当金が入っていればいい、ぐらいの気持ちで気長に見守っていきたいと思います。

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