生活水準を上げない努力

周囲の同僚と比べて、相当倹約に努めているつもりの私ですが、最近反省する出来事がありました。

学生時代からの友人と会社周辺で夕飯を食べていた際に、ふと「会社の飲み会で居酒屋チェーンを利用するか」との話題になりました。

友人と私は同じような給与水準なのですが、「一次会で居酒屋チェーンを選ぶのは問題外。二次会でどうしても店が見つからなければ使うかも」という意見で一致しました。

その時にもっともだと思った友人の指摘が、「我々は気付かない内に周囲に影響され、生活水準が上がってしまっている」というものでした。

思い返せば、大学時代の飲み会は居酒屋チェーン上等でした。(今の感覚では)安い焼肉チェーンの食べ放題がたまにしか行けないご馳走でした。金欠のときには米を買わずに、余っていた小麦粉でうどんを作っていたこともあります。その金銭感覚がいつの間にか失われてしまったことに、友人の指摘で気づくことができました。

もちろん、社会人になって自分どお金を稼ぎ、学生時代よりも美味しいものを食べることを否定するものではありません。それが働くモチベーションとなることだってあると思います。

ただ、周囲にあわせて生活水準を上げ続けると、お金が貯まりづらいのも事実です。総合商社は給与水準は高いですが、その分生活水準の高い(金遣いの荒い)人も多いため、若手商社マンには借金を抱えている人も少なくありません。

私個人の感覚としては、会社の飲み会が居酒屋チェーンになっても何も問題ありません。むしろ、一般的なサラリーマンであればそういったお店の方が選択肢になることが多いのではないでしょうか。

例えば塚田農場などは、友人とであればよく利用する居酒屋チェーンで、個人的にも好きな店です。ただ、塚田農場を会社の飲み会で提案したときには、きっと商社マン失格の烙印を押されることでしょう。

以前ご紹介した通り、飲み会の費用は若手商社マンの支出を増やす大きな原因の一つです。

若手商社マンへの節約のススメ

この背景には、きっと給与とともに上昇してしまった生活水準が理由としてあるのでしょう。

今回を機に、「生活水準が無意識のうちに上がりすぎていないか?」という点は日頃から意識して、改めて節約に努めていきます。

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