自転車シェアリング活用のすすめ

最近都心で非常によく赤いレンタサイクルに乗る人を見かけます。観光客だけでなく、私を含むサラリーマンも使っている人も増えているようなので、今回レンタサイクル(正式名称: 自転車シェアリング)のメリット・デメリットをまとめました。

私自身が自転車好きのため、かなり偏ったまとめになっていることをご了承ください。

メリット

① 運動になる。

最大のメリットは運動になることです。電車通勤はほとんどカロリーを消費しませんが、自転車はほどよい運動になり、爽快です。疲れた場合もレンタサイクルであれば電動アシスト付きですので、ご安心下さい。ただ、夏場は汗だくになりますので、シーズンは選ぶ通勤手段になります。

② 電車賃が節約できる。

2,000円/月の月額会員になれば、30分以内は利用し放題です。ですので、自宅から職場が自転車で30分以内の距離にあり、かつ自宅・職場付近にレンタサイクルのステーションがある方には大変おすすめです。雨の日もあるので平日の通勤を全てレンタサイクルにすることは難しいと思いますが、東京メトロの初乗り運賃170円を考えると、月に12回(6往復)以上利用すれば元をとれます。また、土日には自宅から買い物に行くときにも利用できます。

最近レンタサイクルの対象地域は都内9区までどんどん拡大されております。

千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、江東区、品川区、大田区、渋谷区
※サイクルポート447か所、自転車5,090台(2018年3月末時点) 今後順次拡大予定です。(自動車シェアリング広域実験HPより)

③ 自転車で30分以内であれば月額2,000円で移動し放題。

出発地点と到着地点の両方にレンタサイクルステーションが必要ですが、これは電車定期券にはないメリットだと思います。多少面倒ではありますが、中継地点にステーションがあればそこで自転車を乗り継ぐことにより、30分以上の移動も可能です。

デメリット

① 雨の日の通勤に使えない。

残念ながら雨の日にスーツで自転車通勤するのは現実的ではありません。そのため、梅雨のシーズンは利用機会が減ってしまうことも考えられますが、その場合は梅雨の間は解約することも可能です。

② 晴れの日は競争が激しい。

レンタサイクルを利用したくなる天気の日は、みんな同じことを考えるもので面白いほどステーションに自転車がなくなります。ただ、どのステーションまだ自転車があるかはWeb上で確認可能で、予約できるシステムになっています。この予約は、20分以内に利用開始しないと無効になってしまうので気を付けて下さい。

③ 電池が切れるとただの重い自転車。

レンタサイクルは適宜交換されていますが、ステーションに電池残量の少ない自転車しか残っていない場合もあります。高低差のある通勤経路の場合は、電池切れの自転車で通勤するのはしんどいかと思います。

まとめ

デメリットはあれど、通勤時間の運動手段としてレンタサイクルをおすすめします。特に、オフィス付近に自分の自転車のための駐輪場のない方、自宅・職場付近にステーションのある方、自宅から職場が自転車で30分以内の方にはぜひ使ってみてもらえればと思います。

余談ですが、レンタサイクルのシステムは携帯電話のGPSシステムを利用しているそうで、レンタサイクルの運用はNTTが実施しています。これから東京オリンピックに向け、レンタサイクルの対象地区が広げられることも考えると、この事業がNTTの収益源になったりするのかもしれません。

 

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