お土産に機内販売の焼酎を

多くの商社マンが若手のうちから海外出張に駆り出されます。以前もご紹介した通り、総合商社勤務の良い所の1つが「海外出張にビジネスクラスで行ける」ということですが、最近はそれにも慣れてきてしまい、逆にたまにエコノミーに乗ると疲れるようになってしまいました。。。

総合商社の良い所・悪い所

そんな海外出張ですが、私がいつも悩まされるのが「現地社員へのお土産」です。海外出張に行って現地で一人で行動することは基本ありません。土地勘のない人間が一人で移動すると危険な国・地域も多くあり、現地での移動やホテルの予約、オフィスにお邪魔させてもらったり、現地社員に助けてもらうことになります。

そういった形でお世話になることも多いので、出張する時には現地社員へのお礼の気持ちも込めて、お土産を持っていきます。喜んでもらうためには本人の希望を聞いてしまうのが一番ですが、現地社員の数が多い地域に出張するときなどは、そこまで手が回らないこともあります。

私の今までのお土産経験で意外だったのは、「外国人に和菓子は喜ばれない」ということでした。もちろん個人差・地域差もあると思いますが、王道のチョコレートなどの洋菓子が一番受けが良かったです。かの有名な東京ばな奈、じゃがポックルも人気で、空港で中国人が爆買いするだけあるな、と思いました。

外国人社員がたくさんいる場合には、日本のスーパーで買えるようなカントリーマアムやパイの実などの大袋を買っていくと意外と喜ばれつつ、安く済みます。ちなみに日本人社員は和菓子に飢える方もいるようで、羊羹、どら焼き、最中などが喜ばれました。とらやの羊羹は空港でも売っていて、ちょっと高いですが急な出張のお土産に重宝しています。

最近はお酒であったり、酒の肴も日本人社員に喜ばれることを学びました。やはり海外での生活は娯楽が少なかったり、現地の食のレベルは必ずしも高くないこともあり、日本のお酒や肴が喜ばれるようです。しかし、酒の肴として何をお土産にするか、というと常温での保存が必要となるので案外難しく、かなり悩みました。行きついた答えが、缶つまプレミアムと、燻KUNスモーク味噌漬寄せ豆腐です。

缶つまプレミアムは有名だと思いますが、20種類もの酒の肴が缶詰になっているものです。豚角煮や牡蠣の醤油漬けなどが人気です。かさばらず1つ数百円で買えますので、お酒好きな方へのお土産に重宝しています。燻KUNスモーク味噌漬寄せ豆腐は漬物屋「銀座若菜」の商品です。こちらの酒の肴としては素晴らしく、賞味期限が1ヶ月と長いのが魅力です。東京駅大丸の地下で買えるのが便利です。

最後に、冒頭に戻りますがお酒好きな方へのお土産としては、ビジネスクラスの機内販売で買える焼酎をおすすめします。現在ANAでは芋焼酎「村尾」、JALでは芋焼酎「森伊蔵」が手に入ります(在庫がないときもあるようです)。芋焼酎は癖があるので好き嫌いがありますが、両方とも中々手に入らない貴重なお酒で芋焼酎好きな方には非常に喜ばれます。

村尾、森伊蔵ともに3,000~4,000円ほどで機内販売で買えますが、日本で購入しようと思うと、1万円以上の価格がついています。なので、ビジネスクラスに乗る機会があれば、お土産用としてではなくとも購入してみてはいかがでしょうか。ちなみに交渉次第で一人一本以上購入することも可能な場合があるようです。

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